「あの、織先輩。
今から何するんですか?」


留斗が遠慮がちにきいてきた。



「まぁ、見てればわかるよ。」


キョトンとした顔をしていたけど、私は準備を始める。




生徒会長が座る、扉の正面の席に座る。
机の上には左側に山ほどの書類、右側はなにもない。





−・・・やるか!



私は書類に手をのばして一つとった。