私は暗闇の世界で溺れていた。 何で溺れているかは知らないけれど 気づいたら、溺れていた。 必死で、必死でもがいても この闇からは抜け出せなかった。 そんな私に一筋の光が 差し込んできた。 私は意味もなくその光に手を伸ばす。 「っここは……?」 私は瞳を開けた。 先程までの暗闇の世界等無かった。 此処は……保健室? 消毒液の臭いが部屋中に充満している。