ドラゴンは、歌いました。




悲しいような、苦しいような、怒りに満ちたような、

美しい、子守歌でした。



それは100と16年前、

魔女が教えてくれた子守歌。



これまで眠り姫を寝かしつけてきた、ドラゴンの特別な、大好きな歌でした。