「そうか…またな」






そう言ってダークは帰って行った。今の明美には恋愛教科書が難しくて活用出来ていなかった…教科書より明美はどうしても「あの方」が誰なのかが気になっていた。

何故に自分の事をそこまで心配してるのかが知りたかった…










「私が幸せにならないと会えないってダークが言ってたけど…、私は幸せになれるのかなぁ…」




その頃ダークはあの方に報告をしていた…




「今、明美の所に行って参りました」


「で、どうなんだ明美は?」


「かなりの重症です!大丈夫か?と聞いたら大丈夫と答えたので…」


「そうかぁ~大丈夫な奴は大丈夫とは言わないからなぁ…心の回復は、まだのようだな」


「はい、時間がかかります」


「私はまだ明美には会えないから、ダークが明美を支えてやってくれ」


「はい、かしこまりました」

その頃、明美は悩んでいた…


「幸せって…基準は何?」