このあとどうしよっかなぁ?


チョコ食べて腹いっぱいだから…ご飯はないな…。


お茶…2人でだと嫌がるかも…。


解散?


それも何かそっけないよなぁ…。



そんなことをぐるぐる考えていると、珍しく笠原が切り出した。



「あのね…酒井君…。」



???



笠原は黙って後ろ手に持っていた紙袋を差し出した。