――――――――――― 「だめだーっ!! 難しすぎるっ」 やっぱり独力じゃ 限界があるのかな? あたしは開いたノートと ぺんを片手に奮闘していた。 そう、あたしは 頑張って夷月のいる 学校を受験しようと 頑張っていた。 ピルルルッ… 傍らの携帯がなる。 もちろん相手は 言うまでもない