「これ…」


「お土産です。 先輩に」


そう言ってあたしは
着いていたストローを
ミルクティーにさして手渡した。


「悪い、ありがと」


そう言ってミルクティーを
手にとり飲み始めた。


「…え…?」


突然、先輩の瞳から
一筋の涙が流れた。