夢見る島

「じゃあ、私、何か飲み物買って来るね」

そう言って、あかりが立ち上がったとき、
僕の視界にあるものが飛び込んできた。
思わず、僕は、あかりを呼び止める。

「あかり、それは何?」

「え?」

「あかりの鞄についている物、それ、
 何?」

「あぁ、これはね」あかりはニッコリ
笑って言った。「お守り、かな?」

あかりの鞄には、いたずら好きそうな
笑顔を浮かべた猿のぬいぐるみがぶら
下がっていた。


 最終話ふぅあ&なみバージョン・完