夢見る島

あかりは、いつものあかりらしくなく、
かなり安心しきった、くつろいだ様子で
椅子に腰掛けていたが、僕の顔を見て、
フーッと大きくため息をついた。

「そうよね、説明しなきゃね。

 これは、「奴ら」の仕業なの。「奴ら」
 と私たちは昔から対立していたんだけ
 ど、ここ何年も、トラブルはなかった。

 でも「奴ら」は、私たちのその油断を
 突いて、私を自分の夢の中に閉じ込め
 てしまったのよ!

 もう何ヶ月も出られなくて、私はもう
 消滅寸前だったの」