夢見る島

”4”はさっき行ったので、飛ばして
5,6,7と行ったが、”6”では雨が
しとしとと降っていた。

僕はすぐに「梅雨」という言葉を思い
ついたが本当にここはどこなのだろう?

梅雨があるようなところなのか?ならば
ここはやはり日本なのだろうか?

”7”になると、もう夏のような暑さで、
外では太陽が猛っているらしく、光が
まぶしかった。

そこでも猿が1匹走り去ろうとしたが、
どれがどれだかみんな似ていて見分けが
つかない、茶色のその彼(彼女?)こそ、
僕のケータイを持っている猿だった。

「あ・・」

ああ、友達との交信記録が残っている、
auのあのケータイともここでお別れかと
寂しく思っていたとき、

いったん塔の外に出て喜びのダンスを
踊っていたその猿は、なぜかエレベー
ターの中の僕のところまで引き返して
きた。