その日2人で早退し、どうするか話し合うことになった。

直紀は明らかにイラつきながら面倒くさそうにしてたっけ…。

『直紀…どうする…?』

『どうするって、んなもん知らねぇよ。お前のことなんて初めから好きじゃなかったんだよ。勝手にしろ。』

そう言って、直紀は立ち去って行った。

私は①人、道端に捨てられた…