イケメン☆パーティー


「じゃあ、なんで?
なんで僕のこと避けてるの?
なんで、笑顔を見せてくれなくなっちゃったの?」

「え……」


あたしは、水野さんと目を合わせられなかった。


「僕さ、かりんちゃんとこんなふうになるなら、あんな話するんじゃなかったってすごく後悔しててさ。
不愉快だったよね。
ごめん」

水野さんに謝られ、あたしは慌てて手を振った。

「いえ、そんな」

「でもさ、避けられたままなのは嫌なんだ。
……これからも一緒に仕事していく仲間だし、僕が謝って許されるならいくらでも謝るから」

「違うんです。
そんなんじゃないんです。
水野さんは全然悪くないですから、そんな謝ったりしないでください」

あたしは、頭を下げようとする水野さんを押しとどめた。