「ええええっ?」 相手はもちろん、水野さん。 あたしは水野さんに抱きしめられたまま、頭を下げた。 「ごめんなさい!」 水野さんは寝ぼけまなこで当惑していた。 「え?なんで?なんでかりんちゃんが?」 無理もない。 「あたしが悪いんです、すみません」 あたしは再び頭を下げた。 慌ててあたしを抱きしめていた腕と足をはずした水野さんは、体を起こして頭をかいた。 「いや、俺の方こそごめん。 でも、悪い、昨夜のこと覚えてない。 うわっ、俺最低だな。 こんなことしといて……」