「それから、かりんが嫌なら向こうでいきなり一緒に暮らさなくてもいい。 働きたければ、大阪で再就職してもいい。 ただ俺としては、身ひとつで俺のところに転がり込んできてほしいと思ってる」 「…………」 あたしはなんと言っていいかわからなくて、黙って秋山さんの顔を見つめた。 すると…… 「かりん、愛してる」 うわぁぁぁ…… 反則だよ、秋山さん。 そんな甘い表情で、ずっと憧れてた秋山さんにそんな風に言われちゃったら、あたし、また流されちゃうよぉ。 でも、あたしは何とか持ちこたえた。