「篠宮ー、タオル取って?」 「ん」 どきどきしながら、私は田上にタオルを渡した。 小さい声で、サンキュって言うと、彼はまた離れた。 ふう、と思わず息を吐く。 心臓のどきどきが鳴りやまない。 今会話できた 今会話できた ありがとうだって!!