奈央がいきなり部屋に来て、言った言葉… “あんたが好きみたい。” “あんた”って俺? 目の前には顔を赤くしてる奈央。 「…俺のこと?」 奈央は黙って頷いた。 「あんたって誰だか分からないなー。俺のことが好きなら、キスして欲しいなー。」 奈央を苛めるつもりで言ってみた。 「えぇ!?本当に?」 「うん、早く。」 「目、つぶってよ!!」 「分かった。ん。」 俺は目をつぶった。