いつの間にか辺りは暗くなっていた。 帰らなきゃ…。 携帯を見ると、8時すぎだった。 私は家に向かって歩き始めた。 歩きながらたつやの事を考えていた…。 やっぱり私…たつやと一緒にいたいよ…。 気持ちを伝えたくて私は、たつやの家に向かった。 ここからたつやの家までは、歩いて30分…。 私のサンダルはヒールが高かったから、すぐに靴擦れしてしまった…。 「…いたい…。」 また涙が溢れてきた。 サンダルを脱ぎ、裸足で歩いた。 ただ、たつやに気持ちを伝えたくて…。