【甘短編】ヤンデレなヤクザに好かれて…

宗吾に振り返って言う。
引きつった表情に、宗吾が、怪しいとばかりに見てくる。



「嘘……衛藤……触らせて?」



「さ?」



触らせて!?なんで!?


「俺の触った……だから……」



触らせてって!?



「俺……衛藤…鬼でも良い。…だから…」



あたしにゆっくり近付いてくる宗吾。とうとう壁際に追い詰められ、あたしはピンチだ。