【甘短編】ヤンデレなヤクザに好かれて…

ズル…



「…ちゃん!早く!…もう…っ…てん」



悲痛な声の月夜。



「わ…分かったわよ!」



どうにでもなれ!



「持つよ!」



「早く!」



「持つよ!?」



「っ早くして!」



「本当にもつからね!?」



「っは…早くしてってば!」



ドクンドクン…



っ…見れない!ってか



「月夜タオル巻いてよ!」



「無理…」



月夜は、宗吾が、ひっくり返らないように、支えるのが手一杯みたい。



「あたしが!」



「じゃあ、姉ちゃんが支えてて!」



え!?あたし無理だって!