更衣室までなぉと行く途中、なぉに聞いてみる。



「宮田君となんか話したの?」



「うん。」



なぉが軽く答える。
私は、腫物に触る様に
恐る恐る聞いてみる。



「昨日言われた事?の事?」


「うん。思い切って聞いてみた。
5月位から、一ヶ月位付き合ってたんだって。」



え?

付き合ってた?



「ダレとダレが?
えっなに?どうゆうコト?」



私は軽くバニくる。

なぉはその続きを、自分に言い聞かす様に、ゆっくり話す。



「宮田君、舞美ちゃんと付き合ってたんだって。」



私は驚きすぎて、声にならない。



なぉもその後、ずっと黙ったままだった。