「えっと綾は1年2組ね」
「は~いっ!空は何組なの?」
「2年2組」
「そうなんだぁ~!
帰り一緒に帰れる?」

首を傾げる彼女。
うん、可愛い。
と、久々に抱いた感情を抑えて、

「迎えに行く」
と言うと彼女はにこっと笑った。

「じゃあ空またね~っ!!」

「綾!」
「ん~??」
「・・・気をつけて」

「?うんっ!」

一瞬首を傾けたが
大きく返事をしてくれた。

何に気をつけるのか
分かってるんだろうか?

今日はこのことで
頭がいっぱいかも。