笑顔で、歩いて引き上げてくる、佐紀達

佐紀 「梨沙。帰らなきゃ、ダメだよ」

梨沙 「ごめーん。あんなシュート、
    入ったから」

友理、雅美と、ハイ・タッチ

友理 「ナイッシュ。あんなシュート
    何処で、覚えたんや?」

雅美 「友理だって」



三田 「集合」

嬉しそうに歩いてくる、佐紀達

三田 「早くしろ!」

慌てて、走って来る佐紀達

三田 「雅美!、あんなシュート、
    何処で練習したんだ」

三田の、厳しい言葉にも、
雅美は、その意味が、わからなかった。

三田 「友理! お前もだ」

次を言おうとすると、
オフィシャルのブザーが鳴る

三田 「あっ。いいか、逃げるな。
    向かって行くんだ」


佐紀 「いい。逃げちゃ、ダメだよ。
    イチ、ニッ、サン」

5人 「ファイ」


御城のスロー・インで、第2クォーター開始