部活~ウチら、バスケ部~中学編    スッペシャル


佐紀達が、荷物を持って、
ロビーに下りてくると、
三田と、マネージャーが、待っていた。

佐紀 「おはようございまーす」

   「おはようございまーす」

康子 「あら、早いのね。

    もう少し待ってから、
    呼びに行こうと思ってたんだけど」

三田 「コイツらは、早寝早起きの習慣が、
    ついているからな」

康子 「そう、偉いわね」

三田 「コーチをする条件として、
    最初に出したんだ」

梨沙 「最初は、大変だったんだから」

康子 「ハハハ、真面目に、やってるんだ。
    いいじゃない。
    その方が、中学生らしいわよ」

感心した顔で見ている、華子達

康子 「じゃあ、行きましょうか。

    男バスの子に、車、
    出してもらったから、
    みんな、それに乗って」

全員 「はーい」

荷物を担ぎ、ホテルを出てゆく佐紀達