食事が、一段落して、

里香 「あー、お腹、一杯」

梨沙 「私もー」

華子が、佐紀達の前を見ると
料理が、綺麗に食べられている

それに反して、華子達は、結構、残している

華子は、自分の残した料理を指し

華子 「これ、食べたの?」

佐紀 「うん、美味しかったよ」

歩美も、それに気付き

歩美 「あんたら全員、スゴーい」

佐紀達の空の皿を、まじまじと見る。

梨沙 「何でも、食べろ。
    それが出来なきゃ、コーチはしない
    って、言うんだもん」

華子 「へー」

里香 「私、このお刺身、食べれない」

佐紀 「最初は、嫌々食べてたんだけど、
    そのうち、いろんな美味しさがある
    ってことに気がついて、

    今では、何でも美味しく、
    食べれるよ」

梨沙 「まだ、少し、嫌いなものも、
    あるんだけどね」

歩美 「そんなの、
    バスケと、関係ないじゃん」

友理 「正しい、体作りやて」

歩美 「それで、そんなにデカいんだ」

ムッとした顔をしてみせる、友理

友理 「これは、生まれつき」