華子達が、横に来る。

友理を見て

華子 「やはり、デカいわね。
    後ろから見て、すぐ分ったわよ」

里香 「佐紀は、見えなかったけどね」

むっとした顔をしてみせる、佐紀

歩美 「それに、そのジャンプ。
    判りやすい連中だね」

佐紀 「華子たちも、この高校に?」

歩美 「華子は、私立のお嬢様学校、
    蹴って、ここにしたんだって」

華子 「ええ、そうよ。
    あんな進学校じゃ、
    ろくなバスケット、
    できやしないわよ。

    まあ、ちょっと、お父さまと、
    ひと悶着、あったけどね」

佐紀を見て、

華子 「それと、あなた達と、もう少し、
    バスケットが、
    したかったからかしらね」

歩美 「私も」

里香 「私も」


梨沙 「じゃあ、みんな一緒に、
    バスケット、出来るんだ」

皆、面々にうなずく

華子 「一緒に、やりましょうね」

大きくうなずく、佐紀、梨沙、友理

大きくうなずく、雅美、千奈

大きくうなずく、華子、歩美、里香

佐紀 「よし、頑張って行こうよ」

皆、手を合わせて

華子 「甲陽高校、ファイトー」

8人 「オーー」

拳をあげたあと、
みんなでガッツ・ポーズ

   「イエーイ」