部活~ウチら、バスケ部~中学編    スッペシャル


三田の周りに集まる佐紀達

友理が、かなり、バテている

膝に手をつき、頭を落としている

三田 「よし、いいぞ。
    この、タイムアウトで
    向うも、落ち着くだろうから、
    次は、簡単に、
    取れないかもしれない。

    いいな、あせるな。
    ファウルはするな。

    恐らく、御城も、プレス気味の
    ディフェンスをしてくるだろうから
    裏を狙え。

    前に突っ込むディフェンスは、
    裏が、おろそかになる。
    いいな」

全員 「はいっ」

三田 「と言うことは、どう言うことだ?」

佐紀を見る三田

佐紀 「私たちも、前に行き過ぎて、
    裏を取られないようにする」

微笑む三田


三田 「よし、行くぞ」

佐紀 「友理、行ける?」

友理が、体を起こす

友理 「大丈夫」

佐紀 「よしっ、裏に気をつけて。
    イチ、ニッ、サン」

5人 「ファイ」