数十分後
            小橋宅
「お・遅れてすいません。」
「今まで、何してたの?」
今まで奈津美は泣いていたため、美恵に泣いていたとは言えるはずなく、
「ちょっとしたくをしていて・・・。申し訳ありませんでした。」
と奈津美は答えた。
奈津美は、ここまで時間かかる?と思っていたが、ここは触れないでおこうと思ったのか、深く追求することはなかった。
そこが美恵の良い所である。
だが、奈津美には、それが逆に嫌なところでもある。
なぜなら、奈津美は人の心の中がよめるのだ。
おっと、その詳しいところはあとで分かるので、今はそこには触れないでおこう。
・・・・話を戻そう。
「分かったわ。じゃあ車に乗って?」
この美恵の言葉に従い、奈津美と良介は車に乗り込んだ。
美恵は、車のエンジンを入れ、いった。
「とばすわよ?2人とも何かに捕まっててね?」
キー---------------!
「(し・死ぬー!)」
「(ははは・・・。)」
「(いやっほーい!)」
注意
これは3人の心の中です。