「そう思っていました・・・ですがやはりティナ様に似合うのは純白 急遽、作り直させたのですわ」


にっこりと笑うアシーネ。


「そうだよね? ティナちゃんは純白がよく似合う 赤は君の色だよ アシーネ」


エミリオはそう言いながらアシーネの漆黒の髪を指に巻きつけている。


そんな甘い雰囲気にティナは恥ずかしくなって顔をレオンに向けた。


レオンは訳知り顔で笑っている。


「準備は整ったな 明日、結婚式を執り行う」