火曜日。
雨の音が次第に強くなって、心を掻き乱していく。
君の顔が見えない。
3年もたった。
きっと背は僕の方が高くなったし、力だって君には負けない。
こうやって会う勇気もある。
携帯電話の画面が明るくなって、部屋はやっと朝を迎えた。
手を伸ばして、君に触れたいけれど、僕も男。
よからぬことを考えてしまう。
「オト、勝手にいなくなってごめん。」
僕は静かに頭を下げた。
「ごめん。」
すこし、衣擦れの音がした。
ベッドが揺れたのを感じた。
「……ちー。」
それから、消えそうなオトの声が聞こえた。
いや、きっと僕にしかわからない。
オトの呼吸がそう言っているように聞こえたんだ。
雨の音が次第に強くなって、心を掻き乱していく。
君の顔が見えない。
3年もたった。
きっと背は僕の方が高くなったし、力だって君には負けない。
こうやって会う勇気もある。
携帯電話の画面が明るくなって、部屋はやっと朝を迎えた。
手を伸ばして、君に触れたいけれど、僕も男。
よからぬことを考えてしまう。
「オト、勝手にいなくなってごめん。」
僕は静かに頭を下げた。
「ごめん。」
すこし、衣擦れの音がした。
ベッドが揺れたのを感じた。
「……ちー。」
それから、消えそうなオトの声が聞こえた。
いや、きっと僕にしかわからない。
オトの呼吸がそう言っているように聞こえたんだ。

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