飛行機の中では、光さんに話が集中してしまう。 「へえ、じゃあ光さんは、通訳さんなんですか。」 「うん。」 「じゃあ今回の旅行、心強いですよね。」 茜さんに同意を求めるように言うと、茜さんも頷いていた。 「でも韓国語は話せないよ。」 『あかんやん!』 勇輝さんと、茜さんが同時につっこむ。