「!?…あ…えーと…。」


戸惑う七海に顔を向け直す勇輝。


「へぇ…イクラ。俺、何も悪い事してへんよな。」


悪そうな顔で凄む。


「う…えぇっ?」


可愛そうな七海は、口をパクパクして声がうまく出ない。


「タチバカが、朝からキショいから、注意しただけやんなぁ。」


ゆっくり1歩づつ、勇輝は七海に近づいて行く。


「いゃ…それは…。」


思わず後ずさる七海。


そして…