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「だからな、お舟さんに気のあるフリしたら貢いでくれるから、気のあるフリしろって。俺の゙取り分゙は90%で良いで。」
「勇輝さんの゙取り分゙は、20%で良いでしょ!…て言うか、゙取り分゙渡す意味分かんないんですけど!」
「なんで分からんねん。あ、おかわり。」
勇輝さんのおかわりは、これで2回目。
『おいしい』とは言ってくれないけど、3杯も食べてくれて嬉しい。
「はい!いっぱいありますから。」
良い感じ。カップルみたい!?
もっと色々と、作れるようになりたいな。
カレーを美味しそうに頬張る勇輝さんを見ると、そう思わずにはいれない。
「あ〜、腹いっぱい。ご馳走様。」
そう言うと、勇輝さんは洗い物を始め出した。
「私やりますから、置いてて下さい。」
そう言うと、やめると思ったのに、勇輝さんはやめなかった。
「ええから、お前は食っとけ。冷めるぞ。」
こっちも見ずに、そっけなくそう言われると、もう何も言えない。
私は黙ってカレーを食べた。

