探し始めて早5分。 「勇輝、これは?冬●チョコ。」 某ドラマの名前が入った、チョコを見つけた。 「どれ?お、いいやん。冬●クッキーもあるで。」 「うわ、クッキーの方が美味しそう。」 「じゃあ、クッキーにする?」 「そうする。これ、何コ入り?」 個数を調べる為に、勇輝の手元を覗き込む。 シュピーン はっ!視線を感じる! 視線の先に顔を向けた。 「あ、神崎さん。」 低い棚越しに、神崎さんがこちらを見ていた。 近っ!てか、こわっ!