「もしもし・・・もしもし!!!!おい!恵!!」 やだ・・・ お願いだから 私以外の誰かの為に そんなに 必死に ・・・ならないで・・・ お願い たっくん・・・ 愛してるって言ってくれたじゃん・・・ お前だけだって・・・ それが本当なら・・・ 他の女の人の為に そんな顔しないで・・・ たっくんの声が 何度も何度も 繰り返し 聞こえる 恵さんの名を呼び続ける声が 開店前の店に響き渡る。 同情にも似た視線が突き刺さる・・・ 他のバイトの仲間達の視線・・・