待合室のベンチに腰掛ける先生を見つけた。
先生は眠ってるようで…
ゆっくりと近づいて………
桃子はしゃがんで先生の顔をじっと見る。
直は、携帯を取り出し…かわいい先生の寝顔を、
パシャ………
「んぁ??あれ?」
目覚めた先生の顔は、子供みたいで…
「あ〜、俺夢見てた……」
先生は目をこすりながらあくびをして立ち上がる。
「誰の夢ですか?」
桃子の質問に
また先生はニヤ〜って笑って…
「お前の夢に決まってるだろぉ、桃子…」
マジ、やばいって。
からかってる先生は嬉しそうだけど、桃子は息ができないくらいに興奮しちゃってる。
「野間、殴らなくていい?」
先生が、受付にいる野間さんを横目で見ながら言う。
「また、なんかされたら殴って。やっぱり私たっくんしかだめだから…」
「おぉ、そんなことお前以外の全員がわかってたことだけど?気付くの遅いよぉ。」
先生はちゃっかり直の手を握っちゃってて…
直に向かって同意を求める。
うんうんと頷く直は、私のひじをツンツンしてきた。
「あ、中田さん!!」
背後から聞こえる声…

