運命と奇跡の絆


………嘘でしょ?
あの翼が…?
そんな翼なんて知らないよ。
私が知っている翼は泣き虫で、意地っ張りで、でもいつも明るい翼なのに…。
…そんなの信じらんないよ。



柚「…私、翼に直接聞いてみる。」



華「うん…私もついていくよ。」



柚「ありがとう…。でもいいよ。華鈴がいたら本当のこと言わないかもしれない。」



華「でも…!!」



柚「お願い…。」



華「…わかった。でもちゃんと結果教えてね!」



柚「わかってるって!」



そして私は翼をメールで体育館裏のフェンスのそばに来るように伝えた。