「どうせ、菜々に頼まれたんですよね?」 「なかなか鋭いな~」 なんか、会話についていけないあたし それに、まだ包帯男のままで 普通に喋っているから 人間に思えない・・・っていう・・・ 「さっ、次行こっか?」 いつもの海くんに戻ってる・・・ 「うん・・・」 「なんか、俺来た意味ないから 記念に写真でも撮ってく?」 「こんな場所でですか?!」 「こんな場所だから撮るんじゃん?」