「校長室何階?」
つーか、ここ何階建て?外にいるとき数える暇無かった。
「本館の五階」
「今何階?」
もう五階な気がするんだけど?結構上がったし。
「東館の五階だな」
そう言って、廊下を歩き出した。
何館があるわけ?本館と東館と……西館?
「ついでに、六階建てだからな。屋上は全館あるけど、穴場は西館だな」
六階建てかよ……めんどくさ。行く用事無ければいいんだけど?
つーか、屋上の穴場って何?
「穴場?」
「西館は鍵がかかってるから、授業サボるのにもってこいだ」
サボるなよ……。あたし、一応真面目だからサボりはしない。……と思う。
「鍵どうするんだよ?」
霄の横を歩きながら呆れ気味に言うと、霄が不気味に笑い始めた。
「俺の手中にあり!」
……盗んだ?こいつ……人様に迷惑かけるヤツだけど、盗みだけはしないと思ってたのにな……。
「何だよ、その俺を拒否するような目は!」
「霄……自首しろよ、な?」
霄の肩に手を置いて言うと、霄が意味不明って顔をした。
「今ならまだ間に合う……はず。間に合わないか」
いつから持ってたかしらないけどさ。
「違うっつーの!この鍵は卒業した先輩にもらったんだ」
わざわざ立ち止まってあたしに鍵を見せる。……え、何そのキーホルダー?猫?ネズミ?犬?なんかよく分からないマスコット。
「このキーホルダー誰の?」
「先輩の」
……どういうシュミしてんの?その先輩は。
つーか、ここ何階建て?外にいるとき数える暇無かった。
「本館の五階」
「今何階?」
もう五階な気がするんだけど?結構上がったし。
「東館の五階だな」
そう言って、廊下を歩き出した。
何館があるわけ?本館と東館と……西館?
「ついでに、六階建てだからな。屋上は全館あるけど、穴場は西館だな」
六階建てかよ……めんどくさ。行く用事無ければいいんだけど?
つーか、屋上の穴場って何?
「穴場?」
「西館は鍵がかかってるから、授業サボるのにもってこいだ」
サボるなよ……。あたし、一応真面目だからサボりはしない。……と思う。
「鍵どうするんだよ?」
霄の横を歩きながら呆れ気味に言うと、霄が不気味に笑い始めた。
「俺の手中にあり!」
……盗んだ?こいつ……人様に迷惑かけるヤツだけど、盗みだけはしないと思ってたのにな……。
「何だよ、その俺を拒否するような目は!」
「霄……自首しろよ、な?」
霄の肩に手を置いて言うと、霄が意味不明って顔をした。
「今ならまだ間に合う……はず。間に合わないか」
いつから持ってたかしらないけどさ。
「違うっつーの!この鍵は卒業した先輩にもらったんだ」
わざわざ立ち止まってあたしに鍵を見せる。……え、何そのキーホルダー?猫?ネズミ?犬?なんかよく分からないマスコット。
「このキーホルダー誰の?」
「先輩の」
……どういうシュミしてんの?その先輩は。


