笠原くんの背中をみつめるけど、 さっきの言葉をもう1回聞けるはずもなく。 あたしも、教室に帰った。 午後の授業なんか耳に入らなくて、 考えてたのは・・・。 『お前からチョコもらうヤツは、 きっと嬉しいだろうな。』 もし、思い切って渡したら・・・、 『笠原くん!!これ、もらってほしいの!!』 『ありがとう。すごく嬉しいよ。』 そうしてあなたは、キラキラと笑って・・・。 「・・・ちえ、ち~え。 ・・・こら!!千恵!!」 ・・・はっ!!