好き?

第17話



次の日は、複雑な気持ちだった。

光と仲直りして、どこか安心した気持ちはあるけど、でも、


李亜とけんかしたのは、やっぱりつらいよ……。



「よっ!」

「きゃあ!」



朝、登校していると、後ろから肩をたたかれる。

私は後ろを振り返る。



「光……。」

「なんて顔してんだよ。」

「え。いや、別に…。」



私今、どんな顔してるんだろう。
自分でもよく、わからない…。



「凛は笑ってたほうが可愛いよ!」



ドキッ―――。



「…な、何言ってんの!変な光~!」



さっき、一瞬でも、私はドキッとした。
変なのは、私だ。

自分でも、顔が赤くなるのがわかった。



「ひ、光…!」

「ん?」

「…ありがとう」



赤くなったのはきっと、嬉しかったから。
だから、私は光にお礼を言った。

そう、嬉しかったから。

それだけだよね……?



「……ああ。」



光はお礼を言われたのが恥ずかしいのか、少し照れていて、顔が赤かった。

そんな光を見て、私は笑う。


まだ心を痛いけど、大丈夫。


私には、光がいる…。