その、不必要で不愉快なものは、あたしを更に苛立たせた。

家で笑顔でいる事が不可能な程に。


勿論、最初からそうだった訳じゃない。
いくら欠陥品とは言え、うまく付き合っていけるように努力はしてきたつもりだ。

だから、最初の一時期はいい関係でいられたと思う。
例え表面上だけだったとしてもだ。


あたしが付属品を受け入れなれないと感じだしたのは、多分2年位前だったと思う。

そう感じさせるのに
十分すぎるほどのきっかけがあった。