あたしはお腹を抱え体調が悪いふりをして誠の部屋まで行った。 ―コンコン― 「はい~。あっ!宮原さんどうしました?」 分ってるくせに! 「体調が悪くて・・・」 「まぁ中に入って下さい。」 中に入ると、なぜか校長先生がいた。 「校長先生、お話し中申し訳ありません。体調不良の生徒が来てしまったので・・・」 「どうせ美愛ちゃんだろ?この時間じゃ他の先生は絶対に来ないしな。」 校長さすがっ!勘が鋭い! 「親父さぁ俺らの邪魔しに来たんだろ?!」 「まぁな!」 「ならさっさと帰れ!」