心 ―ハジマリノウタ―





リヴィアの後をついて行くと、

キッチンへ辿りついた。


そこでは、たくさんの人が

忙しく動き回り、料理を支給していた。




「ステーキ、二つ頼むよ」




リヴィアがそう言うと、

カウンターにすぐにおぼんが二つ並び、

ステーキとご飯が出てきた。




「さ、行くよ!」




リヴィアはフォークとナイフを2本ずつ持って、

リビングの方へ歩いていった。


長いテーブルの2席に腰を下ろすと、

リヴィアはすぐに、フォークとナイフで

食事を取り始めた。


ステーキを食べるのは初めてだった。


しかし、主が食べているのを見たことがある。


私はその真似をして、

食べてみる。


温かい食べ物を口にしたのも、

こんな風にナイフやフォークを使うのも

初めてのことだった。