心 ―ハジマリノウタ―




それからリヴィアは

私をいろいろなところへ案内した。


訓練所、射撃の練習場所、

クリスタルの部屋、怪しげな研究室、

地下には牢獄があった。


そこからは叫び声や啜り泣きが聞こえた。


リビングとダイニング、

キッチンにトイレ。


お風呂は各部屋についているらしい。


そして、この建物には沢山の部屋があった。


ここでは一人一つ部屋を持っている。


部屋の数はここにいる人数を表すらしい。




「ま、使われて無い部屋もあるし、

任務から帰ってきてない奴の部屋もある」




最後にまた、リビングに行った。


そして、ソファに座ると

リヴィアは細い足を組んだ。




「そういえば、アンタ…

工場では、食事はどうしていたの?」




リヴィアが向かい側に座る私に尋ねた。


私は、答える。




「工場では、食事は支給されていました」



「へぇ、意外だね。

何が支給されていたの?」