心 ―ハジマリノウタ―





「そう。

ここは、3つある中でも一番小規模のアジト。

だけど、沢山の能力者が集ってる。

あたしの能力はこれ」



銀色の銃を腰から取り出した。


そして、もてあます様に手でくるくる回した。




「普通の銃じゃ奴らは倒せないけど、

クリスタルのかけらが入っている

この銃なら、破壊できる。

アンタは、まだ見つかってないけど、

すぐ分かるわ。

今、あたし達は危ないところに

立たされているから」




それは、私の力が必要だってことだろう。


そんなもの、本当にあるのだろうか?


本当は無いのかもしれない。


時間がたてば、私にも、ここの人にも分かることだ。


そう、真実が。


リヴィアは、椅子の上に片足を上げて、

抱えると、話を続けた。




「アンタがここに連れてこられた日、

あの小僧は、工場に偵察に行ったんだ」




あたし達は、

ハートを持つ者を探しているんだ。


リヴィアはそう言って、

銀色に輝く銃を眺めた。