心 ―ハジマリノウタ―





「私は…私の心には

心の闇が巣食っています。

でも、それでも、もし皆が、

受け入れてくれるなら…」




「何いってんのよ。

私達が、何のためにここで待ってたって

言うの?

心に闇がどうだとか、そんなこと関係ない。

あんたはあんたなんだから」




リブが、厳しい口調で、私を睨む。


けれどその表情は優しい。


私は頷いた。




「私は、ここに帰ってきたい…」




振り返ると、フェイクが頷いている。


それでいいんだよ、と

言い聞かせているかのように。


私は彼を見つめながら続けた。



「けれど、一人では、ダメです。

フェイク、私は貴方にも一緒に来てほしい…」