心 ―ハジマリノウタ―





「俺たちずっと、ユアのこと探してたんだ!

やっと、やっと見つけた!」




レイが叫んだ。


ドレイは何時の間にか、居なくなっていた。


彼らは一心に私を見つめていた。




「私、ずっと後悔してたの。

ユアともっと仲良くしていればよかったって。

だから、戻ってきて」




リブが予想もしなかった事を言った。


彼らは、こんな私でさえも、

受け入れてくれるのだろうか。




「ユア、もういいんだよ。

帰って来てくれよ、僕たちはユアが

いないと、ダメなんだよ!」




リオが、優しく言った。


傷は回復したようだった。


顔色もいいし、何よりも…




「ユアぁ、帰ってきてよぉ!

私、沢山ひどいこと言ったよね、

だから、仲直りしようよぉっ」




リオのシャツを握り締めてメイが泣いている。


2人の関係は修復したようだ。


それなのに、何故?


何も哀しいことなんてない。


それなのに、どうして?


どうして、皆泣いているのだろうか?