心 ―ハジマリノウタ―





「確かにね、責任感じてるよ。

悪いのは、アタシだって事も分かってるんだよ。

でも、それ以前にね、

アタシだって、ユアを助けたいんだよぉ?

ユアは危険でも、何でも、

アタシを助けに来てくれた。

そして、本当に救ってくれたんだもん。

アタシだって、ユアを助けたいっ!」


「メイ……」




彼女の言葉ははっきり言って、

衝撃的だった。


ユアを助けたい。


そう思っているのは、

真実を知る僕らに共通する思いだったのだ。


僕は頷いた。


メイにも、ユアを助けたいという気持ちがあるなら、

僕に止める権利はない。




「分かった。

ごめんな、メイ。

一緒に行こう!」


「うんっ」



◆◇◆



僕たちはこうして、レイたちと合流し、

今に至る。


メイも僕も皆も、強くなっていく。


ユアを助けるために。


ほら行くよぉ、と僕の腕を引くメイを見て、

改めて思う。


メイは強くなった。


僕も強くならなくちゃいけない。


頷いて、僕は歩き始めた。