戦う覚悟はあるのか。 その質問は私を揺さ振った。 命を懸けて戦う理由は? 戦いの末、何を望むのか? 誰のために、何のために? 何一つ答えられる物はない。 覚悟も何も、ない。 能力を授かっても、 戦えない能力者は足を引っ張るだけだ。 だから、私は自分を守った。 大切なモノは要らない。 私に残されたのは、 この片耳のピアスと、 この身体だけだから。 それだけのために戦おう。 それなのに、アナタは。 ユアは。