私を見つけた師匠は、 放浪癖のある変わった人だった。 だから、それに付いて旅をする 毎日が続いて、 ドレイからは逃げ続けていた。 実際、師匠も争いは好まず、 極力避けるようにしていた。 今思えば、私を気遣ってくれたのかもしれない。 とはいえ、私は能力者としての 能力を授かってから、 ドレイと対峙したことが無かった。 そう、このアジトへ来るまで。